2012年5月14日月曜日

苦みが目を覚ます ―野せり―

3月から始まる北海道の山菜シーズンも、苦みの強いものが出てくるようになると、いよいよ最終かなという気がします。

今回は、野せり。
一口かじると、さわやかな苦みと風味が広がります。
口の中に春の風が吹くような、と言ったら飾りすぎでしょうか。

冬眠の間に身体に残ったものを、山菜の苦みが胃腸を活性化して、排出させるという話を聞いたことがあります。
山菜の苦みには、ちゃんと意味があるのですね。

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