2011年12月30日金曜日

みなさん、良いお年を

昨日で今年の味百仙も終わりました。
最後までお客さんの賑やかな声が響いていました。

色々あった平成23年も、間もなく終わろうとしています。
来年は明るい年になるよう、お店でも楽しい会話で料理とお酒を楽しみたいですね。

新年は1月5日からの営業です。
それではみなさん、良いお年を。

2011年12月27日火曜日

今日の煮込み ―角煮―

時々マスターが、大鍋で何かをコトコト仕込んでいることがあります。「それなあに」と聞いたら、「角煮だよ」との返事。

数日後、お店におじゃまするとふんわり漂う角煮の香り。
目の前に出てくると、箸で切るのももどかしく、ガブッとかぶりつきます。

口の中に広がる肉と脂の旨み。
角煮にはこだわりのある人も納得の、優しい味です。

2011年12月26日月曜日

私の定番 ―いか沖漬け―

お店に通ってくるうちに、必ず頼む一品が決まってきますね。
それも人によって、まったく違っているのが不思議なところ。
カウンターでの、そんな人間観察もお店での楽しみ方かもしれません。

さて、個人的に一番注文するものは、いか沖漬けだったりします。
元々いか好きだというのもありますが、お酒だけでは寂しい時、少し何かを入れたい時にあると嬉しいのが沖漬け。

口の中に残る、強烈ないかの風味とこってりとしたタレの味。
タレだけでもお酒が呑めてしまう、酒呑みのための一品。

作り方を考えると、いかにごめんなさいと謝ってしまうのですが、その分美味しく食べるから許してもらえるだろうと、ちょっとしっかりしたお酒をついつい追加してしまい、結局長居することに。

2011年12月23日金曜日

第71回 吟醸酒会がありました

12月3日土曜日、今年最後の吟醸酒会がありました。
年末の会ということで、いつも以上に豪華なラインナップでした。


・「酔鯨」(高知)純米大吟醸 つるし斗びんどり生
・「東洋美人」(山口)壱番纏 純米大吟醸
・「御湖鶴」(長野)純米大吟醸 金紋錦
・「玉川」(京都)山廃純米大吟醸 玉龍 雫酒無ろ過生原酒
・「出雲富士」(島根)大吟醸 斗びん囲い
・「義侠」(愛知)参年熟成 慶(よろこび)20BY
・「松の司」(滋賀)大吟醸しずく21BY
・「早瀬浦」(福井)純米大吟醸
・「喜正」(東京)大吟醸 金賞受賞酒
・「國権」(福島)純米大吟醸 一吉(いちきち)

16人の参加者で、思いっきりお酒を楽しみました。
料理もいつものように大満足の内容と量です。


次回は2月の予定です。
ぜひご参加ください。

2011年12月22日木曜日

北海道でいかと言えば…

するめいか。

でもこの時期はやりいかが旬です。

まずこの、なめらかな磁器を思わせる官能的な見た目。
プリプリとした歯ごたえも感じながら、噛んでいくとじっくりと味が出てくる。
そんな大人の雰囲気を漂わせているのが、やりいかかも。

問題なのは、お酒がとっても進んでしまうということ。
さて、どのお酒を頼みましょうか。

2011年12月20日火曜日

定番!― ポテトサラダ―

味百仙の名物と言えば、じゃがいものバター煮が有名。
ですが、常連さんはポテトサラダを頼む人が多いのです。

早い時間にお店に行った時、新雪のようにフワフワとしたポテトサラダがカウンターにあったら、必ず注文。

誰も足を踏み入れていない場所に、自分が最初に足跡を残す快感。
そしてクリームのようにフワフワのポテトサラダ。
1日の疲れがスーッと消えていく至福の時です。


そんなポテトサラダ、できたてのフワフワしたものが好きな人と、1日置いて味がなじんだものが好きな人とにわかれるようです。
あなたはどちらですか?

マスターは1回で2日分を仕込むので、2日連続でお店に顔を出して、食べ比べてみるのもいかがでしょうか。


ポテトサラダの上にのっているタタミイワシ。
初めて見た時はびっくりしましたが、今や自分の家でものせないと物足りなくなってしまいました。
恐るべし。

2011年12月5日月曜日

お久しぶりです

しばらく休んでおりました「味百仙」ブログですが、ブログもお引っ越しをして、再開することとなりました。
中の人も交代しましたので、以前よりはゆっくりのペースになるとは思いますが、お店やマスターのお話などを、楽しくお伝えしたいと思います。
お店同様、こちらもよろしくお願いいたします。