2012年8月31日金曜日

第20回 北海道にて蔵元を囲む会 のお知らせ

今年もこの季節となりました。
当店にてチケットを販売しております。

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平成24年8月吉日

第二十回 「蔵元を囲む会」のご案内について

 拝啓 盛夏の侯、皆様にはいよいよご健勝のこととお喜び申し上げます。
 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、この度下記のとおり「第二十回 蔵元を囲む会」を開催することとなりました。
 今年も、全国から40軒ほどの蔵元さんをお招きし、約50銘柄のお酒を出品する予定でおりますので、みなさんお誘い合わせの上、ぜひご参加くださいますようお待ちいたしております。
敬具


1.日  時   平成24年9月30日() PM6:008:00

2.場  所   札幌市豊平区豊平4条1丁目
          サッポロ ルネッサンスホテル B1F
          TEL(011)821-2111

3.会  費   10,000円 
                 (飲食の出店あり、お食事付き、本年度は着席です)

4.参加予定蔵元および出品予定酒
・田酒(青森)・阿櫻(秋田)・天の戸(秋田)・南部美人(岩手)
・あぶくま(福島)・十四代(山形)・米鶴(山形)・天狗舞(石川)
・黒龍(福井)・御湖鶴(長野)・鳳凰金賞(栃木)・浅間山(群馬)
・磯自慢(静岡)・作(三重)・乾風(京都)・醴泉(岐阜)
・雜賀(和歌山)・松の司(滋賀)・富久長(広島)・東洋美人(山口)
・獺祭(山口)・酔鯨(高知)・美丈夫(高知)・駿(福岡)
・三井の寿(福岡)・東一(佐賀)・兼八(大分)・百年の孤独(宮崎)
・富の宝山(鹿児島)・その他

5.主  催
・「味 百 仙」 長島 実 (011)716-1000
        札幌市北区北7条西4丁目 宮澤鋼業ビルB1
・「北海大吉」  徳永 和昭 (011)563-6606
        札幌市中央区南5条西3丁目 北専会館1F
・「とりきん」  佐々木文章 (011)756-8510
        札幌市北区北32条西3丁目
・「どらちゃん」 大友 達也 (011)614-1999
        札幌市西区琴似2条6丁目 メゾンド千代田1F
・「わ か 松」 山口 勝正 (0134)22-4888
        小樽市花園町1丁目6-4

6.協 力
・「きんぴら」  (011)709-5656
        札幌市北区北24条西3丁目 杉森ビル1階
・「鮨処うえの」 (011)513-0567
        札幌市中央区南6条西3丁目 ジョイフルサッポロビル1F
・「小ばちゃん」 (0123)34-4666
        恵庭市栄町79
・「し   ろ」 (011)521-4060
        札幌市中央区南4条西24丁目1-24

7.  
・「   鮨」 (011)552-6266
        札幌市中央区南6条西4丁目 西向き
・「艸   」 (011)622-2202
        札幌市中央区大通西23丁目2-25

8.その他
 会場内は禁煙とさせていただきますのでご協力お願いいたします。

・実行委員  附田 眞武 (携帯電話)090-2693-4579

 皆様お誘いあわせの上ご来店くださいますよう、一同心よりお待ちしております。

2012年8月8日水曜日

お盆休みのお知らせ

いつも、味百仙にご来店いただき、ありがとうございます。

今年のお盆期間中の営業日程についてのお知らせです。
8月14日(火)~16日(木)の3日間をお盆休みとさせていただきます。

この3日間以外は、通常営業日通りとなります。
よろしくお願いいたします。

2012年7月16日月曜日

十四代の会がありました

7月7日、毎年恒例の「十四代の会」が開催されました。


今年は24名の参加者のみなさんと、14種類の十四代を楽しみました。


初参加の方から、この会の常連の方まで、和気藹々とした2時間半でした。
常連さんからの説明などもあり、勉強にもなった会でした。

もちろん、いつものように料理も盛りだくさん。
大満足の会となりました。


次回は9月30日(日)にルネッサンスホテルで開催される、「第20回北海道にて蔵元を囲む会」となります。
9月になりましたら、店頭でもチケットを発売いたします
ぜひ、ご参加ください。

2012年6月19日火曜日

味百仙で潮干狩り ―アサリしぐれ煮―

小鉢の料理も味百仙の楽しみの一つです。
定番ではなく、新しいメニューがあったら、まずは頼んでしまいます。

“アサリのしぐれ煮”という、見慣れないものを見つけたので、迷わず注文。
江戸前の佃煮のような濃い味つけではなく、アサリの味と食感が残ったマスターならではの優しい味つけです。
ちょっと味のしっかりした日本酒との相性がとてもいいですね。

本州出身の管理人は、とにかく貝が好き。
「マスターがたくさん作り置いて、定番メニューにならないかなー」などと、良からぬ事をたくらんでいるのでした。

2012年6月15日金曜日

瀧自慢の会がありました

三重県は名張市、赤目四十八瀧で有名な「瀧自慢酒造」。
6月11日に杉本社長をお招きして、お酒の会を行いました。

実は、杉本社長とマスターは、釣りのライバル。
今回も前日に対決予定だったのですが、あいにくの悪天候であえなく中止、余計に杉本社長は力が入っています。

さて、今回のお酒は全部で11種類。
いつものように、マスターの渾身の料理と合わせながら、ワイワイと楽しい時間を過ごします。


お腹も少し満たされて、お酒で口の動きが滑らかになってくると、杉本社長の説明にも一段と力が入ってきます。
今年は、去年出せなかったお酒も出品してもらい、大吟醸と吟醸を中心に、飲み比べができるようにしました。


会の最後は大ジャンケン大会。
杉本さんの用意した、前掛け3つとハチミツ入り酒粕せっけん3つは、すべて女性の方が勝ち取りました。さすがです。


杉本さんの温かい人柄が出たのか、わいわいと楽しい3時間でした。
来年も開催予定ですが、今度は、杉本さんの釣った魚も振る舞ってもらえると楽しいですね。

2012年5月17日木曜日

岩手の人気第一位 ―しどけ―

この山菜が出てくると、山菜シーズンも終盤だという気がします。
“しどけ”、筆者の故郷では“しずく菜”と言いました。
標準和名は“モミジガサ”と言い、枝のところにふわっとかかっているモミジのような葉が特徴です。

北海道では天ぷらでも食べますが、おひたしにして苦みを味わうのが一番ではないでしょうか。
ちょっと野暮ったいような苦みが、しどけらしさです。
いよいよ札幌も春本番、桜が終わってライラックがもうすぐ咲き始めますね。

ちなみに岩手県で一番人気がある山菜が、しどけだそうです。
不慣れな人が山で採ろうとすると、トリカブトと間違えてしまうこともあるとか。

2012年5月14日月曜日

苦みが目を覚ます ―野せり―

3月から始まる北海道の山菜シーズンも、苦みの強いものが出てくるようになると、いよいよ最終かなという気がします。

今回は、野せり。
一口かじると、さわやかな苦みと風味が広がります。
口の中に春の風が吹くような、と言ったら飾りすぎでしょうか。

冬眠の間に身体に残ったものを、山菜の苦みが胃腸を活性化して、排出させるという話を聞いたことがあります。
山菜の苦みには、ちゃんと意味があるのですね。

2012年4月17日火曜日

伯楽星の会がありました

4月7日土曜日、2年ぶりの伯楽星の会がありました。
東日本大震災で大きな被害を受けながらも、新しい川崎蔵でより美味しい伯楽星を造る新沢醸造店。

今回は蔵から3名もの方がいらっしゃいました。
右から新澤社長、杉原専務、千坂さんです。


冷蔵庫いっぱいのお酒をごらんください。
多くのお酒とともに、お刺身を始めマスター渾身の料理が並びます。


1つ1つのお酒を紹介していただきながら、そのお酒に関するエピソードなどを話していただきました。
途中ではDVDを見たり、ちょっと早い新澤社長のお誕生日のお祝いなども。


マスターがこの日のために残しておいた、震災前の伯楽星・あたごのまつも何本か出てきて、とても盛りだくさんの3時間でした。
参加されたみなさんも、今まで以上に伯楽星・あたごの松を好きになったのではないでしょうか。

次回は10月にルネッサンスホテルで開催される、『北海道にて蔵元を囲む会』に新澤社長が三叉される予定です。
お楽しみに。

最後に、マスターと今回のスタッフで記念写真です。

2012年3月31日土曜日

旨味の妙 ―白つぶゴルゴンゾーラ和え―

「つぶとゴルゴンゾーラ?」
初めて見たお客さんは、だいだいそう言います。

実際自分もそう思いながら、口にしてみました。
「あれ?」と思う不思議な感覚。

潮の香りをゴルゴンゾーラが丸く閉じ込めているのですが、噛んでいくと徐々につぶの味が染み出してくる。
そんな感じでしょうか。

じんわりと混じり合った旨味というか、不思議な美味しさの一品です。

2012年3月25日日曜日

一足先に春の香り ―こごみのごま和え―

3月になると、メニューにも山菜の名前が見られるようになります。
時期的に栽培ものにはなりますが、それでも春の訪れを感じられて素直に嬉しい。

山菜の中ではあまりアクが強くなく、身近な存在のこごみ。
胡麻や油との相性がとってもいい山菜です。
本州では5月の連休辺りに出ていた記憶があるので、山菜の走りに出てくると少し不思議な感じがします。

ごごみの青臭さに、胡麻の風味が加わると、口の中に春の味が豊かに膨らんできます。
これからは、山菜が次々に出てくることを、想像するだけで楽しくなってきますね。

2012年3月19日月曜日

鰻とどちらがお好きですか ―穴子の白焼き―

とっても疲れている時って、なぜか穴子を食べたくなりませんか。
精のつくものと言えば昔からうなぎですが、穴子は食べた瞬間からエネルギーに変わるような、そんなイメージ。

普段は、定番のメニューとして穴子の天ぷらがありますが、白焼きがあると迷わず「白焼き!」と言ってしまいます。

ふっくらとして、さらにプリプリした穴子にきれいに焦げ目がついていると、それだけで食欲が出てきます。
最初は穴子の味だけを楽しんで、それからはお好みでわさびと醤油をかけてみましょうか。

身体の隅々まで効いていくのがわかります。
思わず笑みがこぼれてしまう、そんな美味しさですね。

2012年3月17日土曜日

第72回 吟醸酒会がありました

2月25日土曜日、今年最初の吟醸酒会がありました。
今回は参加者が12名と少なかったので、人数分の四合瓶が並ぶという会となりました。

12本のお酒を見ると、いつもより豪華なラインナップ。
すでに廃業になった蔵のお酒が出るなど、個性的なお酒ばかりでした。


・「北の錦」(栗山)大吟醸 金賞受賞酒 16BY
・「千歳鶴」(札幌)大吟醸 金賞受賞酒 17BY
・「雪の花」(小樽)大吟醸 雫生酒 15BY
・「十四代」(山形)純米大吟醸 龍泉
・「根知男山」(新潟)純米吟醸 nechi 18BY
・「磯自慢」(静岡)純米吟醸 中取り 23BY
・「磯自慢」(静岡)愛山純米大吟醸 中取り 23BY
・「義侠」(愛知)特栽60% 17BY
・「天狗舞」(石川)真精純米大吟醸 純吟 22BY
・「早瀬浦」(福井)特吟 18BY
・「梵」(福井)純米大吟醸 超吟 17BY
・「美丈夫」(高知)大吟醸 金賞受賞酒 21BY


料理も盛りだくさん、満足度の高い会でした。

次回は4月7日(土)の「伯楽星の会」です。
こちらは満席となっております。

2012年2月18日土曜日

海の味覚の王者 ―あわび―

普段お刺身は、お任せにすることが多いのです。
その日の様子を見ながら、マスターが自分の好みも把握して出してくれるお刺身は、「味百仙」に来る楽しみの1つと言っても過言ではありません。

いつものように「マスター、お任せで。」と注文すると、出てきたのが「え?あわび?」。

夏の水貝のコリコリした歯触りも好きなのですが、 味ののったあわびをゆっくり味わいながら食べるのも好きです。

あわびの刺身って、なんか大人になった気がしたな。
肝をチビチビかじりながら、日本酒が呑めるようになったし。

2012年2月17日金曜日

お鮨屋さんじゃなくても ―小肌―

お刺身の日替わりメニューを見ていると、時々「お!」と思うものがあります。
小肌もその一つ。

普段北海道で見ない魚が出てくると、ちょっと得をした気になりますね。
マスターの小肌は酢が効きすぎていなくて、味がじんわり広がるところが好きです。

小肌は小鰭とも書きます。
北海道ではあまり馴染みのない、コノシロの幼魚です。
名前とか、焼いた時の臭いとかで忌み嫌われているのに、子どもの方は大人気。

大人って切ないなあと思いながらも、ピカピカ光った小肌を目の前にすると、ついつい箸が進んでしまうのでした。

2012年2月10日金曜日

お皿も一緒に ―身欠きにしんネギみそ―

ある程度お酒を呑んで、ちょっと口が寂しいなという時に、目が行ってしまうのが珍味系のいろいろ。
身欠きにしんは、道産子にとってはおなじみのもの。

マスターお手製のネギみそと合わせて、チビチビ呑むのも楽しいものです。


噛むと口に広がる身欠きにしんの濃厚な味と、ネギ味噌のさっぱりとした香りと味が、お酒をさらに進めます。
ついついお酒を呑みすぎて、にしんをすべて食べてしまったら、あらあら…ごちそうさまでした。


口元が汚れてしまったのは、夢中になって食べてしまったから、ということで。

2012年2月6日月曜日

控えめな実力派 ―バチまぐろの赤身―

いつものように”今日の刺身“を見ながら考えていると、「今日はまぐろがいいよ。」とのマスターの声。
見てみると、まぐろ(バチ)と書かれていました。

出てきたバチまぐろは、きれいに透き通った赤色をしています。
ザクロの色に少し似ていませんか。

箸で持ってみると、ピンとしたハリがあり、口に含んでみるとシャキッとした歯応えがあります。
酸味が強いのもバチまぐろの特徴ですね。

これに合わせるのは「キレのいいお酒がいいかな…」とまたもや、もう1杯お酒を注文することになるのでした。
生まぐろとは違ったまぐろらしさを感じるバチまぐろ。
控えめだけど、実力派といった感じです。

2012年2月5日日曜日

刺身の代表格 ―生まぐろの赤身―

お店に入って、最初に飲み物を頼んだら、次に見るのが“今日の刺身”の欄。
一番右に生まぐろと書いてあって、マスターが「今日のまぐろは食べなきゃダメだよ。」と言ったら、それは間違いなく買いです。

目の前にふんわりとした生まぐろ。
箸で切れそうなくらい柔らかく、口に入れると、ほどよい甘さと酸味が広がります。

思わず笑顔になって、次のお酒を注文。
マスターの作戦にひっかかったけど悔しいと感じないのは、まぐろの美味しさと、その美味しいまぐろを楽しんでほしいというマスターの心遣いを感じるからなのでしょうね。

どんなお店もまぐろの刺身にはこだわります。
いいまぐろが入った時のマスターの顔は、いつも以上に嬉しそうですね。


2012年1月15日日曜日

どなたか、聞かれた方は?

毎週土曜日の道民の楽しみ、「日高晤郎ショー」。
その中に“北の出会い”という有名なコーナーがあります。

道内の市井の人にスポットを当てて取材したその半生記を、日高晤郎さんが得意の語りで聴かせるコーナー。
日高晤郎さんの真骨頂とも言えますね。

実は12月17日の同コーナーは、“味百仙店主 長島実さん”だったのです。
ご存じでしたか。

実は放送されたことを知ったのが、つい先日でした。
「聞いていたのかい?」とマスターに言われましたが、残念ながら知りませんでした。
聞かれた方がいらっしゃいましたら、感想をお聞かせください。

2012年1月14日土曜日

あなたのお好みは? ― しめさば―

お刺身を食べたいけど何がいいかな…という時、メニューに“しめさば”の文字があったら迷わず注文します。
「味百仙」のしめさばは、ほんのりと酢を感じるけれど、身の甘さが感じられるのが特徴。鯖のいい香りがしますね。

一切れ口に含んで、お酒を呑み、口の中に鯖の味と香りが広がったら、それだけでもう幸せ気分。
背と腹での味の違いを楽しむのも、しめさばならでは。

お店によって、やんわりと酢を感じる瑞々しいしめさばから、しっかり酢が効いて身の色が変わっているしめさばまで多種多様ですね。

居酒屋のメニューでは、個人的には、しめさばとポテトサラダが、一番お店の個性が出やすいと思っています。
どちらも美味しいから、こんなに長い間お店に通っているんですね、きっと。


今は“しめさば”って書かれているけれど、昔は“〆さば”って書かれていました。
よくふざけて、マスターに「メサバください。」なんて言っていたっけ。

2012年1月9日月曜日

熱闘!石狩の陣

雪中行軍?
いやいや冬の風物詩ワカサギ釣りです。

最近は得意の渓流釣りだけではなく、活動範囲を広げているマスター。
今回は、石狩河口真勲別川までワカサギ釣りに出陣です。

メンバーは、マスター、北34条「とりきん」の若大将、平岸「味処 高雄」の大将、そしてお店のお客さん3名。
はやる心を抑えて、早速テントを設営します。


ちなみに周辺には、テントが60張くらい。
もしかしたら、ワカサギより人間の方が多かったりして。


いよいよ釣り開始。

幸先良くヒットする人がいるのですが、その後がなかなか続かず、あまり数が上がりません。
それでも釣り上がったワカサギは、とても美しい。

後半戦になると、眠りながら一荷釣りをする人も出てきて、みんな大爆笑。
数はそんなに出なかったのですが、楽しい初釣りになったのでした。

釣ったワカサギですか?
それはマスターに聞いてみてくださいね。

2012年1月7日土曜日

平成24年も、よろしくお願いいたします

遅くなりましたが、みなさま、あけましておめでとうございます。
平成24年となり、干支も辰になりました。
カウンターの上の置物も新しくなっております。

今年も1年間、味百仙で、料理やお酒やおしゃべりを楽しめることを願いつつ、早速お酒をいただくことにしようと思います。
新年最初のお酒は何にしましょうか。